top of page
2024 Solo Exhibition -We are "noise"-
本展は作品毎に焦点の合わせ方を変え視覚的な距離感を操作することで対象物との心理的な距離を示しています。
はっきりと見えるもの、ぼやけて形が歪んだもの、光だけで認識しづらいものなど、様々な捉え方を提示し主観的な視点の揺らぎを表現しています。クリアな視界の作品は細かいノイズで構成されつつも調和し、またぼやけた視界の作品では普段は雑然と見えるものが柔らかく一体感を持っています。そういった物事の輪郭が曖昧になり溶け合う景色を見ていると、私たち自身もそれぞれが個でありつつ俯瞰で見ると“人”という大きな存在の一部でしかなく、人種、性差、国籍、障害などあらゆるカテゴライズから解放された一つの生でしかないと思いました。
現代社会は情報網が発達していて何処にいても猥雑な情報が飛び交い、当事者以外の物事に傷つき怒りを感じてしまったり、正しいと思われていたことが間違っていると一方的に指摘されたりと誰もが誰かを傷つけ干渉し合っていると感じます。そんな中で様々な出来事に対しての距離感を探りながら自身の立ち位置について考察し、私たちは“普遍的に不協和音を与え合う存在”だということを受け入れ、どういったスタンスで物事と関わっていくかを、作品を通して考察していきたいと思います。















bottom of page